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ウォルドーフ (メリーランド州) : ウィキペディア日本語版 | ウォルドーフ (メリーランド州)
ウォルドーフ()は、アメリカ合衆国メリーランド州南部チャールズ郡に位置する国勢調査指定地域(CDP)である。ワシントンD.C.から南南東に23マイル (37 km) に位置している。2010年国勢調査での人口は67,752 人だった。メリーランド州の中で市や町と同列に並べて比較すると人口第5位の町となる。2010年の国勢調査では、前回(2000年)国勢調査では別のCDPだった大型の計画町セントチャールズ(2000年時点で人口33,379人)を含めて集計された。従ってウォルドーフ単独の2000年時点の人口22,312 人からは3倍に増えたことになったが、実質の増加分は12,061人、21.7%だった。ウォルドーフは鉄道駅のある田舎の交差点として1900年以前に設立され、地元の一家の名から「ビーンタウン」と呼ばれていた。 == 歴史 ==
ウォルドーフの当初の名前は「ビーンタウン」だった。1880年、メリーランド州議会が法を制定し、ウィリアム・ウォルドーフ・アスター(1848年-1919年)にちなんで「ウォルドーフ」と改名した。アスターは、ドイツのプファルツ選帝侯領にあるヴァルドルフで生まれ、アメリカに渡って百万長者となったジョン・ジェイコブ・アスター(1763年-1848年)の曾孫だった〔Herbert C. Ebeling: ''William Waldorf Astor''. (Walldorf: Astor-Stiftung, 2007, p. 106).〕。1908年7月29日、ミネソタ州ワセカ郡のプラムバレー市が、このメリーランド州ウォルドーフにちなんでウォルドーフに改名した〔Herbert C. Ebeling: ''William Waldorf Astor.'' (Walldorf: Astor-Stiftung, 2007, pp. 107+113).〕。 ウォルドーフはかつてタバコ市場の村だったが、1949年、スロットマシンがチャールズ郡で合法化され、1950年代はギャンブルの町として著名になった。しかし、1968年にギャンブルが違法に戻され、ブームは終わった。1970年、アメリカ合衆国住宅都市開発省からの融資が、ウォルドーフの南にある大型の計画町セントチャールズの発展を加速させ、ウォルドーフは住宅町としてかなりの成長が始まることになった。 セントキャサリン家屋、すなわちサミュエル・A・マッド医師の家が1974年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定された。マッドはエイブラハム・リンカーン大統領暗殺事件の陰謀に加担したとされ、有罪になった人物である。
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